風の音が聞こえる

「旋律破綻」管理人の日記と書評を中心に

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翼は碧空を翔けて〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
三浦さんの本、久しぶりに読みました。
非常に安定した書きっぷりで、心おきなく楽しまさせていただきました!

読んでる最中、主人公のアンジェラの無自覚な我儘に苛々することもあったのですが、素直な部分もあると分かっているので嫌い切れないんですよね。今回の家出?でいろいろ学んだり、考えたりしたに違いないので、これからの成長がとっても楽しみです。
それからセシルのいい意味での嫌味っぷりや、ランディの純情などどのキャラクターも非常に生き生きとしていて魅力的。ランディのすぐに赤面するところがもう、かわいくてなりません。
1巻には恋愛要素がほとんどないのですが、今後増えていくみたいなのでそのあたりも期待。
続きも楽しみに読みたいと思います。
| 23:20 | 読書記 | comments(0) | - |
初恋素描帖 (ダ・ヴィンチブックス)
評価:
豊島ミホ
メディアファクトリー
¥ 1,260
なんだか仲の良い友達から、その人の友人の話を聞かされた気分になりました。
自分と直接かかわりがあるわけではないんだけど、無関係でもなくて、他人事だから楽しめるあれやこれや。
一つ一つが短いお話なので、さくさくっと読めて良かったです。
出来ることなら、クラス全員分のお話が読んでみたかったな!
時間があるときの暇つぶしとして最良かも。
| 22:09 | 読書記 | comments(0) | - |
恋のドレスと約束の手紙 (コバルト文庫 あ 16-21 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー)
読んでる間中にやにやが止まりませんでした。
恋する乙女???なシャーロックがもーたまらんです。
しばらく横に置いておいたことを後悔。も、もっと早く読めばよかった!(でも、その分次の巻を待つ時間が短くなってるからいいんだ)

今回のお話は、ひたすらシャーロックでした。
彼のあまりにもナチュラルな傲慢さがすごい! 生まれ育ちも容姿にも頭にも恵まれたら、なるほど、こういう風に育つのも仕方がないのやもしれません。
彼のパートになると、読んでいて心拍数が上がる。上がる。
シャーロックを見ているとなんといいますか、「ま。がんばれ」と言って、ぽんと肩を叩いてあげたくなります(上から目線)。

こんなに遅刻するなんて、どういうつもりなんだ。代わりに、どうしても今日は一泊させてやる。もちろんパメラは追い返して(いや、パメラが一緒の方がいいのか?)。俺のことをどう思っているのか問いただし、本当に好きなら、ある程度は仕事を調整してでも、おれのことを優先するように言い含めてやる。俺だって犠牲を払うのだから、それくらいはあたりまえだ。


ほかの男に何がわかる。パメラを目当てにやってきているくせに、興味本位でクリスの話をするんじゃない。
そもそもクリスは何をやっているのだ。俺が来るということは知っているだろうに!


あの宝石のような娘を、ほかの男に渡せるか? お互いに口に出さなくてもわかるくらい、好意を持ち合っている(いや――、これはあれなのか、愛とかいうやつか、ひょっとして。焦がれるだけじゃなくて、欲しいとか、知りたいとか、知ってほしいとか思うということは!)というのに。


い、引用しだしたらきりのない、乙女俺様シャーロックの暴走思考の数々がもう、本当にたまらないお話でした。
他にも、パメラとイアン先生との進展やら、闇のドレスとのかかわりやら盛りだくさんな内容で大満足でした。
読みながらなんども本を閉じて、にやけていたのものだから、読み終わるまで普段の倍くらいかかりました。続きがとても気になります。

お勧め!
| 22:05 | 読書記 | comments(0) | - |
野球の国のアリス (MYSTERY LAND)
まずなにより、物語の本篇が始まる前に、「はじめに」ってあるのがいいなぁ、と読み始めた直後からうきうきでした。はじめに、があるお話って、小さい時に布団にもぐってお母さんの読み聞かせを待つような、幸福なイメージがあって、いいですよね!
本編の書き方も、まさしく「語る」という言葉がぴったりな優しく、丁寧な文ですごく幸せな気分になりました。
読み手のことを、きちんと想定して、その人のために書かれたのだとわかるお話です。
子供のころに読みたかったなぁ。
出てくる登場人物もそんなに深く描かれているわけではないんだけれど、どの子も魅力的でよかったです。
目新しい展開や、設定はないですが、その分安心して柔らかな世界に浸ることができました。
大人は疲れた時に読むのがお勧めです。

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キャラクター小説じゃないので、キャラ萌え感想に走るのはタブーかとも思うのですが。
好きな女の子に「ほれろよ」と耳打ちできる小学六年生……行く末が楽しみすぎる!!!
| 22:56 | 読書記 | comments(0) | - |
されど罪人は竜と踊る 3~Silverdawn Goldendusk~ (ガガガ文庫 あ 2-3)
衝動買いです。
だって、まさか新作だと思ってなかったのです。
てっきり、靴で出ている作品すべて出しなおしてから新作くるのかと思ってたのに、このタイミングでくるのか!!と思って、ついつい買っちゃいました。

う、ううむ。面白いのですが、面白いのですが、、、、毒と鬱が足りない?
分厚いので期待していたのですが、思ったほどの濃さではなかったというか正直、消化不良です。これは上巻なので、次に進めばもっと面白くなるのかもしれないのですが、正直次を読みたい、というほどの強い期待が持てずにいます。
ジブのことを心配するガユスはいいのですが、ちょっと情けなさすぎるのでは?と思うシーンがちらほら。
また、ガガガ番で読み直していないので、アーゼルというキャラの立ち位置がよくわからず混乱しました。特に、ダリオートの元に一緒についていくという展開にはどうしてもなじめませんでした。彼女が行動を共にする必要性は果たしてあったのでしょうか?

でも、椅子がどうのこうのという馬鹿馬鹿しいやり取りは、相変わらず笑わせて頂きました!
ギギナってば、変すぎるよ!!
| 01:17 | 読書記 | comments(0) | - |
薔薇のマリア Ver4 hysteric youth (角川スニーカー文庫 182-15)
初心者向け!の煽りに納得の短編集。
読みやすくて面白いけれど、ちょっともの足りませんでした。
(だって、だって、一度だってアジアンが出てこない……)
悩んで、悩んで、いじいじして、それでも前向きに頑張ろうとするマリアが好きなので、第一話の青いフテクサレディが一番のお気に入りです。
薔薇マリ人気があるのかいまいちよくわからないのですが、個人的には大プッシュしている作品です。
初心者はぜひ、VERではない、ノーマルの気ら読んでいただきたいところ。

::::

前(勝亡の感想書き損ねたので、こんなところで叫んでしまうのですが、
あの、扉絵のマリアのかわいさは半端なさすぎるよっ!!!!
そして、あの手のお相手は絶対、アジアンだと確信していたのに、違っただなんて…。
すごく、がっかりしましたが、ストーリ的には大満足でした。
アジアン、もマリアもかわいすぎる! ユリカとフェイヤンの組み合わせも好き。
| 01:06 | 読書記 | comments(0) | - |
人気者になる方法
評価:
メグ・キャボット
理論社
¥ 1,575
メグさんの作品は、どの話も同じようなテーマを使っているのだけれど、読むたびに面白い!と思っちゃうのはなぜでしょう。
主人公のステフは欠点も多いし、お向かい?の親友(男)の着替えシーンをふろ場から双眼鏡で覗いちゃったりするようなちょっと変態チックな一面もあるのに、なぜか憎めないんですよねぇ。
がんばれぇって、応援したくなっちゃいます。
個人的に、おバカな巨乳女の子のふりしてるダーリーンがいい味してて好きでした!

お勧めです。

:::

いつの間にやら、プリンセスダイアリーの新刊(外伝?)も出ているようなので、こちらも早く手をつけなくては。ミア…あんまりばかになってないといいんだけどな!
| 00:54 | 読書記 | comments(0) | - |
シフト 3―世界はクリアを待っている (3) (電撃文庫 う 1-22)
面白ぇぇぇぇぇ!!
挟を読み終わった後から本屋で探していたのですが見つからず、ようやく読めました。もう、大満足です。
兇隆響曚任盻颪い燭里任垢、空が万一でも彼とくっついちゃったらどうしようと、もうそればかりが心配だったのですが、無用だったようです。
そうだよね、うん、やっぱりそこはきっちり収まるべき所に納まってくれないと!

それにしても、魔王様っぽいことしてるサラマンデルのカッコ良いこと。
サラマンデルが登場してから時系列がどう飛んでいるのかちょっと混乱したのですが、読み終わってようやく納得。
細部のつながりを忘れかけているので、鬼からすぐさま読み返したくなる面白さでした。

勇者と魔王の意味なども、予想を裏切る展開で、なるほど!!! と思いました。
ありそうで、なさそうな設定ですよね。

続きが今からとても気になります!
悪魔のミカタよりこっちを先に書いてほしいなぁ。
| 00:43 | 読書記 | comments(0) | - |
wonder wonderful 上・下
評価:
河上 朔
イースト・プレス
¥ 1,365
正直なところ、買うつもりはあまりありませんでした。
以前サイトで作品をざくっと一読したのですがさほど面白いと思えなかったのです。
が、今回書籍化されたところ、普段通っている書評サイトさんの複数で大絶賛されてまして、「あれ、そんなに面白かった??? 面白かったのに私気付けなかった? 見逃しちゃった?」と大いに焦り、本当に面白いのならそんな本を読み逃がすわけにはいかない!とつい買ってしまった次第です。

が、買ったはいいものの(上)の3章までは、なかなか読み進めることが出来ませんでした。
決して下手な文章というわけではないのですが、とにかく描写が丁寧すぎて、テンポが遅く感じられたのです。3章まで読むのに、5日くらいかかりました……。あぁ、これは買ってやっぱり失敗したかなぁ、と思い始めたところで四章に突入。俄然面白くなってきました。そこから先、ラストまでは一気です。
ノンストップで読んでしまいました。

そしてようやく帯の言葉が腑に落ちました。
「誰もがみんな、誰かにとっての出会うべき人」
担当さん、素晴らしい! これほど、この作品にぴったりな煽り文句はないと思います。
読み手としてはあまりに丁寧な描写に疲れた部分もあったのですが、ぶれなく最初から最後までコカゲの思考を書ききったその筆力には感服の一言です。すごすぎる。

親を大切にする人間を、私は基本的に信用している。


ちなみに、私はこのなんでもない一文で、コカゲ姉さんにノックアウトされました。
まっとうすぎるその感覚・価値観が大好きです。
この結末がハッピーエンドと言えるのかわからないですが、余計な蛇足がない分色んな未来が想像できて良いなぁと思います。
全体的に質が高くて、良作だなぁという印象。

良い。確かに良いんだけど、私としては大絶賛にはちょっと物足りない感じです。
その原因の一つは、敵が明確ではないせい、でしょうか。ヒナタを迎えにいかなくちゃと皆が焦っていても、その緊迫感がいまいち伝わってこない。ユーリアは敵、というのとはちょっと違う立ち位置ですし。
また、王サイドの人間もいま一つ姿が見えずすっきりとしません。イルサムさんの立場もちょっと都合がよすぎるかなぁとか思ってしまう。
ロマンスにしても、部分部分ではゴロゴロしたくなるんだけどいま一つ決定打に欠けて残念。むむむぅ、本当に非常に残念です。

買おうか迷っている方は、とりあえずサイトで軽く読んでみて、あの丁寧な描写に耐えられるかを確認されることをお勧めします。気が短い人には向かないお話。
| 11:54 | 読書記 | comments(0) | - |
RDG レッドデータガール はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)
荻原さんの新作だぁ、と非常に期待していた本作。
たいへん、面白かったです! 話のノリはラノベより?
(荻原さんの現代ものとはそりが合わないことが多かったので不安でしたが、これは当たりだ)
荻原さんにしては珍しい、大人しい女の子が主人公ですが内にこもっても陰湿ではなく、どちらかといえば天然系なので苛々せずに見守れました。
深雪のほうは、いい意味で裏表のある男の子で今後の成長が楽しみです。
そして、それ以上にお父さんの相模さんがっ! 相模さんがっ! いやぁ、素敵な設定だ。
そして、タイトル。どこかの書評で読み終わればわかる、と書いていてあったのに、最後のページをめくった時点ではピンと来なくて????????という状況でしたが。一瞬後、気がつきました。はじめてのお使いってそういう意味か!

一応きりの良いところで終わっていますが、主人公の能力だとか、深雪との関係とか気になる部分が多いので、早く続きが読みたい!

設定としては、須賀さんのアンゲルゼを思い出しました。
泉水子と深雪の関係って、陽菜ともーちゃんの関係に近いものがあるなぁと思ったり。

なんにせよ、大好きな物語になる予感がひしひしと感じられる今作。
年内に続きが出ればいいのになぁ。
| 15:30 | 読書記 | comments(0) | - |
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